【ファミコン】青いディスクのスーパーマリオブラザーズ?

mario-blue-disk ファミコン

その存在を知らないお友達も多いと思う

ファミコンソフトで遊ぶなら、このソフトは避けては通られないよね?というわけで、ついに国民的テレビゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」の登場だ!

 

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「なんだこれ?」

「パチもん?」

 

キミはこう思ったかもしれないね。でも、これは任天堂から発売された「スーパーマリオブラザーズ」のファミコンソフトなんだ。新しいお友達はその存在を知らないことが多いと言われている、「ディスクシステム版」だ。

 

【ファミコン】スーパーマリオブラザーズ(ディスク版)【実機】

 

実はまだ2つおかしなところがあるんだ。わかるかな?

キミもそうだと思うけど、多くのお友達が思い浮かべるのは、こっちじゃないだろうか?

 

mario

 

ならべて撮ってみたぞ。

 

2-mario

 

カセット版ディスクシステム版
タイトルスーパーマリオブラザーズスーパーマリオブラザーズ
ハードウェアファミリーコンピュータディスクシステム
メーカー任天堂任天堂
価格4,900円2,500円(書き換え500円)
発売日1985年9月13日1986年2月21日
ジャンルアクションアクション

 

 

詳しいお友達ならディスクシステム版の「スーパーマリオブラザーズ」が発売されていたことは知っていたと思うけど、実はまだ2つおかしなところがあるんだ。わかるかな?

 

ディスクシステム用のファミコンソフトは「ディスクカード」という名前だったんだけど、色が・・・変だよね?僕らがよく遊んだ「ディスクカード」はこんな色だったはず。

 

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そう。こっちの色だよね。「スーパーマリオブラザーズ」のカセットの色よりも黄色が強い色。これがディスクカードの一般的な色なんだ。

 

でも、当時はこの黄色以外にも他の色のディスクカードがあったんだ。そのひとつが、今回取り上げた青いディスクだ。青いディスクカードには黄色いディスクカードとの違いがあって、それが見た目でもわかると思うけど、「シャッター」がついている。

 

まだ「マイコン」が主流で「パソコン」という呼び方をされていなかったコンピュータの記憶媒体に使われたり、シャープの書院とか富士通オアシスなんかが有名だった「ワープロ」にも使われていた「3.5インチフロッピーディスク」にも、シャッターがあったよね。

 

floppy-disk

出典元:Google画像検索

 

データを記録している黒いディスク部分にホコリが入らないように、うっかりさわってしまわないように、シャッターが付いていた。

 

シャッターがついた青いディスクで発売されたファミコンソフトは、僕の記憶が確かならば「マリオゴルフUSカップ」「マリオゴルフジャパンカップ」「中山美穂のときめきハイスクール」「3Dホットラリー」あとひとつが思い出せないけど全部で5種類あった。

 

今、Wikipediaで調べてきた。いつもありがとうWikipedia

 

ディスクシステムは黄色のディスクが一般的だが、後期には青色のシャッター付きのディスクを必要とするソフトも発売された。これは店頭に設置された、ディスクに保存されたスコアやセーブデータなどを任天堂とやりとりする「ディスクファクス」と呼ばれる装置に対応したディスクで、黄色のディスクとは上位互換である。対応ソフトは『ゴルフJAPANコース』『ゴルフUSコース』『中山美穂のトキメキハイスクール』『ファミコングランプリ F1レース』『ファミコングランプリII 3Dホットラリー』の計5種。また、未対応ではあるが『リサの妖精伝説』も青ディスクが採用されていた。青ディスクには書き換えソフトの制限は無いが、逆に黄色ディスクを青ディスク用の前記6タイトルに書き替えることはできない。

(抜粋引用:Wikipedia「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」

 

あっ、2つ抜け落ちてた!人の記憶なんて曖昧だよね・・・。

 

もう・・・聴いてるだけで泣けてくるよ。

「ディスクファクス」には僕はあまり思い出がないんだけど、キミはどうかな?「参加参加参加参加参加・・・♪」って阿波踊りするゴルフのファミコンソフトのCMは覚えてるんだけど。「ディスクファクス」がどんなものかがピンと来ないよ。

 

ディスクといえば、僕はこれだなあ。これこれ。

 

ディスクシステム書き換え

 

もう・・・聴いてるだけで泣けてくるよ。懐かしすぎる!これは貴重な映像だよね。この映像を持っていたのは、おもちゃ屋さんの関係者の方か、僕らのお友達が大きくなってから本体を購入したのかな。とにかくすごい映像だ・・・。

 

僕らの地元のおもちゃ屋さん「Y堂」のレジの後ろに置いてあったのを思い出した。おじいちゃん・おばあちゃんの家に行った時にダイエーの5階にあるおもちゃ売り場にもあったなぁ。まだ小学生だった僕らの前に、大きくそびえ立っていた「ディスクライター」にはよくお世話になった。

 

なにしろ、500円でファミコンソフトを書き換えて手に入れることができるってのが夢のようだった。書き換えてくれるのを待つ間もワクワクした。つまり、ファミコンソフトの自動販売機、それが「ディスクライター」なんだ。

 

ファミコン通信(今のファミ通)の町内会で、ディスクライターの書き換え中BGMを「マメに稼ぐ任天堂~♪500円を見逃がさない~♪」って替え歌にするってネタがあったのを思い出したよ。「マメに稼ぐ」というよりも、任天堂は僕らに手の届きやすい価格設定にしてくれただけだと思うけどね。

 

書き換えるわけだから、前に入っていたゲームは当然消えてしまう。で、悩む悩む。書き換えていいものか、本当に悩んだよ。

 

書き換えたはいいけれども、新しいゲームが思いの外つまらなかった時の取り返しがきかないあの気持ち。なんとも言えない気持ちだったよね。いつまでも忘れられないけれども、いい思い出だった。このディスクライターのBGMを聴くと、あの時代のおもちゃ売り場の喧騒まで聴こえてきそうだよ。

 

「スーパーマリオブラザーズ」が入っている青ディスクも、もう忘れちゃったけど青ディスクで発売された何かのゲームを書き換えたんだと思う。「中山美穂のときめきハイスクール」ではなかったのは確かだ。なぜならば、ミポリンに電話をかけた覚えがないからだ!

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