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ファミコン

【ファミコン】キン肉マンでタワシを使うと喧嘩が始まった!

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©バンダイ(バンダイナムコ) 出典元:Google画像検索

タイトル キン肉マン マッスルタッグマッチ
ハードウェア ファミリーコンピュータ
メーカー バンダイ(当時)
価格 4,900円
発売日 1985年11月8日
ジャンル アクション

 

ファミコンとキン肉マンがタッグを組んだ

「巨人・大鵬・卵焼き」とは、僕らの親世代が子供の頃に言われていた「子供が好きなもの」の表現ではあるが、この「キン肉マン」は僕らの好きなものを合体させた、とんでもないゲームだった。何しろ、ゲーム業界の怪物とも言われた「スーマリ」こと「スーパーマリオブラザーズ」の人気でブームになりつつあったファミコンが、同じく僕らの間で大人気だった「キン肉マン」と文字通り「タッグ」を組んだのだ。

 

もう、興奮したね。しかし、僕らの愛読書かつ聖典であった「コロコロ」では発売が報じられなかった。それは、キン肉マンが連載されていたのは集英社の「週刊少年ジャンプ」だったからだ。小学生の僕にはそのあたりの事情はわからなかったのだが、とにかくこのソフトはよく売れた。売れないはずがない。調べてみると105万本売れたそうだ。(出典:Wikipedia)

 

「キン肉マン」は「あの」バンダイのファミコンソフト第一弾だった。「あの」の理由については、105万本売って初参入ソフトがミリオンセラーとなったバンダイだが・・・。いや、また今度書こう。妙に僕らの記憶に残ってしまったバンダイのファミコンソフトについては、このブログで追々書いていこうと思う。

 

「友情・勝利・努力」をゲームで表現する

僕らのリングは、このブログに度々登場してくれるR君の家だ。目を瞑ると玄関から入って廊下を歩き、突き当りのリビングに置かれていた、うちのよりも大きなブラウン管のテレビが映像として今でも鮮明に蘇ってくる。

 

当時は2人同時プレイができ、しかもキャラクターを途中で交代させることができるゲームは無かったと記憶している。漫画・アニメのキン肉マンはプロレスのリング上で「超人」と呼ばれるキャラクターが技を繰り出して戦い、「友情・勝利・努力」という当時の週刊少年ジャンプで標榜されていたキャッチフレーズを体現したようなドラマを見せてくれた。

 

それをファミコンで再現したわけだ。くどいようだが、売れないわけがない。キャラクターはデフォルメされた2頭身で、決してかっこ良いものではなかったが、各超人の持つ個性的な必殺技を駆使して対戦相手をマットに沈めようと僕らはコントローラーを握り締めた。

 

彼からは週刊少年ジャンプのテーマを感じなかった

「ブロッケンJr」という超人がいた。ドイツ(当時は西ドイツ)代表の超人で、「キン肉マン」のゲームでは「毒ガス攻撃」が必殺技だった。実は、漫画・アニメ共に「ブロッケンJr」が毒ガス攻撃をした事実は無く、父親である「ブロッケンマン」が使っていたのだ。

 

だから、僕らの認識ではゲームの中の彼は「ブロッケンマン」だった。原作準拠の僕らからしたら当然の考え方だ。以後は「ブロッケンマン」で統一する。そして、その毒ガス攻撃なのだが飛距離が無い上に派手さも全く無いものの、当たってしまうと操作キャラがピクピクとけいれんを起こし、のけ反って倒れこんでしまうという、今では絶対にできない表現だろう。

 

しかも、連続使用ができるので相手をハメ技のような感じで一気に倒すことができてしまう。この威力、そして連続攻撃が僕らの間で問題視されていた。「友情を感じない」「汚い勝利」「努力はいらない」週刊少年ジャンプで標榜されていたことが、「ブロッケンマン」からは感じられなかったのだ。

 

大変!ウォーズマンがひっくり返ってる!

小学生が集まると、ゲームの呑み込みが早い者が必ず出てくる。僕らの中のチャンプを倒す為には手段を選ばないという者も出てくる。文字通り悪魔に魂を売り渡した「悪魔超人」となってしまった者は、キャラクター選択時に何喰わぬ顔で「ブロッケンマン」を混ぜてくる。

 

「ブロッケンマン」には欠点が一つだけあった。それは、基本的な能力値が他の超人よりも低いことだ。平たく言うと、「ブロッケンマン」は弱いのだ。

 

チャンプの繰り出す必殺技を受けてフラフラになった「ブロッケンマン」誰もがチャンプの防衛を確信したその時!ゲーム内の観客が歓声を上げて口笛まで鳴り響く!チャンプの操作するウォーズマンが椅子から転げ落ちたようにのけ反ってるではないか!

 

「おい!汚いぞ!やめろ!やめろって!やめろおおお!」

 

ほくそ笑む「ブロッケンマン」コントローラーを手に持ったまま、ブランチャーをかけるようにブロッケンマンに覆い被さるウォーズマン!今、R君の家でリアルバウトの火蓋が切って落とされたのだ。

 

男の子同士の喧嘩は実にあっさりとしたものだ。数時間後には仲良くファミコンを囲みながら違うゲームを一緒に遊んでいる。この事件があってから、誰が言い出したでもなく、僕らの中で「タワシ」は禁じ手として封印されることとなったのだ。え?「タワシ」って何のことだって?これだよ、コレ。

 

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よく見えない?じゃあ、拡大してみるぞ。

 

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キミの地元では何と呼んでたかな?大きくなってから色々な人に聞いてみたが、「タワシ」「トンカツ」「コロッケ」このあたりが多かったよ。

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